スマホもでいつでもどこでも気軽に写真が撮れるようになった今だからこそ、写真館やフォトスタジオで専門のカメラマンに撮影してもらう記念写真の価値が見直されています。
一昔前まで節目の記念に写真館に出かけて記念写真を取るのは当たり前の光景でした。家庭用カメラやスマホの普及とともに消えつつあった記念写真撮影文化ですが、専門家ならではの出来栄えと記念写真を撮影するというイベント性が見直され最近になってプロカメラマンに撮影を依頼する人は増えています。
昔と違うのは記念写真の種類です。これまで記念写真といえば結婚や出産、入学や卒業など家族写真の需要がほとんどでしたが最近人気となっているのは自分自身を被写体にする記念写真撮影です。ほかのだれでもない自分自身を撮影し記念や記録として残しておくのは新しい記念写真のスタイルですが、中でも若い女性の間で人気となっているのが妊娠中の姿を撮影し記念写真にするマタニティフォトです。
妊娠期間が約一年と考えると妊娠中の姿を撮影できるのは一生のうちごく限られた期間しかありません。そんな基調な姿を写真におさめて残したいと願うのはごく自然な気持ちです。出産前とも出産後ともちがう妊娠中ならではの表情やスタイルは唯一無二の基調な姿であり生命の神秘を感じさせる貴重な記録でもあります。
マタニティフォトを専門に手がける写真館やフォトスタジオは右肩上がりに増えています。以前は単なる写真撮影のみが多かったのですが、最近はメイクや衣装などにも凝った本格的なポートレート撮影を行うスタジオが人気を集めています。一生のうちのごくわずかしか撮影できないマタニティフォトですから少しでもきれいな姿を写真に収めたいと思うのは当然です。
同じマタニティフォトでも妊娠初期と後期では印象が大きく変わります。妊娠期間の間継続的に撮影すれば変化がわかる面白い写真に仕上がります。親子二人が一つになって過ごす姿はかけがえの無いものです。写真館やスタジオに依頼して生まれてくる子どもに見せてあげたくなる素晴らしい写真を撮影しましょう。