前撮りの「データ」って何?

結婚式の前撮りのスタジオを探していると、「データ」という言葉をよく見かけますが、これは撮影した写真のデジタルデータのことを指します。データの引き渡しは、CDやDVDで行われることがよくあるほか、ネット上からダウンロードできる場合もあります。こうした撮影データがあると、スマホやパソコンでいつでも写真を見ることができますし、結婚式のウェルカムボードやムービー、年賀状などにも使うことができるため、欲しがる人が多いと言えるでしょう。しかし前撮りの撮影データというのは、スタジオやプランによって扱いが違いますし、全データを入手するためにはオプション料金を支払わなければならないケースが多いのが現状です。

撮影データの扱いについては、プラン内に「データ渡しが全く含まれていない場合」と「一部のデータ渡ししか含まれていない場合」、そして「全データの引き渡しが含まれている場合」の3パターンがあります。

まず、プラン内に「データ渡しが全く含まれていない場合」は、格安(1万円~3万円程度)の前撮りサービスに多いパターンで、プリントした数カット分の写真を台紙に貼って渡すだけというサービスになります。ですので、全データや一部のデータが欲しい場合は、オプション料金がかかってしまうため注意が必要です。

次に「一部のデータ渡ししか含まれていない場合」は、決められた枚数分のデータはタダで貰えますが、全データを入手するにはオプション料金がかかってしまいます。

3つ目の「全データの引き渡しが含まれている場合」は、プラン料金自体は高くなってしまいますが、オプションで別料金は支払う場合よりも多少リーズナブルになるケースが多いと言えます。

また、データの引き渡しのタイミングについては、即日OKというケースもありますが、多くの場合は2週間~1カ月以上かかるのが普通です。そのため結婚式で写真を使う予定がある場合は、数カ月前など、早めのタイミングで撮影を済ませておくことも必要でしょう。

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